2017年秋にリリース予定のiOS11。
この新しいOSには今までにない様々な機能が追加されています。
その中でも注目したいのが、カメラにQRコードが標準搭載されるようになったこと。
iOS11で追加されるQRリーダーの利用シーンをまとめて紹介します。
iOS11ではQRコードが標準で利用できるように
QRコードというのはこれのことですね。
今までiPhoneでQRコードを使おうと思えば使えました。
ただ、標準では搭載されていないのでユーザーはアプリストアからサードパーティ製のQRコードをインストールするしかなかったわけです。
しかし、iOS11ではこのQRリーダーの機能がカメラに組み込まれることになりました。
サードパーティ製のアプリの開発者はちょっと可哀想な・・・
The QR code reader in iOS 11 knows when it’s a WiFi network and offers to join. pic.twitter.com/pCHwGi1abF
— Dayton Lowell (@daytonlowell) 2017年6月5日
iOS11のQRリーダーでできること
ちょっと面白いのがこのQRリーダーでは出来ることぐっと広がっていること。
今までQRコードの使い道は電話帳の交換時くらいでしたが、iOS11では様々な使い方が示唆されています。
連絡先をQRコードで読み込む
1番ベーシックな使い方ですね。
相手の連絡先をQRコードを使って読み込んで電話帳に追加することができます。
イベントをQRコードを読み込む
QRコードを読み込んでイベント日程を手元のiPhoneカレンダーに追加することができます。
イベントの告知チラシなどで活躍しそうです。
メールの宛先、本文をQRコードで読み込む
これも面白い。QRコードを読み込むことでメールの宛先や本文をそのまま読み込むことができます。
よくキャンペーン登録で空メールを送信させるのがありますけど、これを使えば面倒な入力を省くことができますね。
地図をQRコードで読み込む
QRコードを読み込むことで地図が起動するようになります。もちろん任意の住所を指定して。
例えば飲食店オーナーがチラシに地図のQRコードを載せる、なんて使い方もできますね。
SMSをQRコードで読み込む
QRコードを読み込むとSMSが立ち上がります。
ちょっとこれは使い道がイメージできないです・・・
wifiのパスワードをQRコードで読み込む
これは個人的にはとても便利だなと思った機能ですね。
QRコードを読み込むとそのままwifiのパスワードまで入力して接続できるというもの。
例えばカフェなどでこのQRコードを貼っておけばお客は長い文字を入力しなくて済みますね。
電話番号をQRコードで読み込む
これも便利な機能ですね。
QRコードを読み込むことで電話をそのまま繋ぎます。
例えばお問い合わせはコチラという部分をこのQRコードに差し替えればユーザーはそのまま電話をかけることができます。
WebサイトのURLをQRコードで読み込む
QRコードを読み込むことで任意のWebサイトに遷移できるようになります。
これもチラシやポスターなど様々な場面で使うことができますね。